伝統的な江戸前鮨。つまみなどはなくストイックに握りのみ！次郎さんが握ってくれる鮨を食べれるなんて光栄すぎる。リスペクトを込めて次郎さんが握ってくれる鮨を味わう。最高のネタとシャリ、最近流行ってる鮨とは少し異なるけど鮨職人が守ってきたその鮨のお味には特別なものがあった。

すきやばし次郎で12年間修業を積んだ青空大将の鮨は正統派江戸前鮨そのもので全てのバランスがちょうどいい。素晴らしい！

また難波大将の鮨が食べれて幸せ。徹底したシャリとネタの温度管理は最高の完成度を実現させる。もはや芸術の領域。

大将の新井さんは鮨だけではなくて客一人一人への気配りと少しでも楽しませてあげようと一生懸命でやっぱり高い評価を得ている理由が分かるような気がする。丁寧に下拵えされたネタを最高の技術と心で握ってくれるお鮨は最高レベルの完成度だった。

少し強面の鈴木大将はビックリするくらい優しくてその鈴木さん大将が握る鮨は最高レベルのおいしさ。シャリは赤酢がベースだけど味が強くなくまろやかでどのネタとも相性がいい。

石橋さんのユニークでクリエイティブ溢れるクオリティの高いおまかせコースは銀座でも最高レベル！

その中でものどぐろと鮎の塩焼きのお鮨には度肝抜かれると思った。鮎の塩焼きは大好物なので特に嬉しかった😊

一品一品そのクオリティーが非常に高くて手間を惜しまない丁寧さがある。

酢飯には赤酢がかかってるけどそれほど味や酸味が強くなくネタとよく馴染む。どのネタもクオリティが高くてバランスがよく美味しい。

赤酢シャリがベースで味は少し濃い目。つまみの後に握りというオーソドックスなスタイルだけどとにかく量が多くて最後の方でギブアップする方も😅量が多いのは大将のポリシーらしくてそこにはある種のプライドまでかんじられる。

ネタやお酒に北海道ゆかりのものが多くて聞いてみたら大将がなんと北海道の帯広出身らしい。先週まで一週間北海道にいたのですごく嬉しかった。他のネタも何一つ美味しくないものはないけど特に支笏湖のヒメマスは思い出と一緒に特別な味だった。まさか東京の鮨屋でヒメマスの寿司を食べれるとは！！

北海道のお酒。今回初めて飲んだけど透き通る綺麗さがあって後味はすっきり！美味しい。

佐藤大将が握りお鮨はどの鮨屋とも違って彼だけのオリジナリティに溢れてる。これこそ料理人が展開するクリエイティブ。こんなに手間隙掛かる料理を奥様と二人だけで準備してるらしい。頭が上がらない。

つまみは塩気が強く酒の肴としての役割をちゃんと果たしていて一品一品そのレベルが非常に高くて高級和食屋の逸品料理のよう。握りもそのレベルが非常に高くて美しい。